泉あるところⅡ

いのちの泉はあなたにあり、私たちは、あなたの光のうちに光を見るからです。(旧約聖書 詩篇36・9)

2025年6月21日土曜日

ピーター・マーシャルの祈り

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風そよぐ 薄野(すすきの)に蜘蛛 棲家あり(※1)  ピーター・マーシャルという人物が昔いた。アメリカ上院付きの牧師である。以下は 『A Man Called Peter』(ピーターという男)という題名で妻キャサリンが夫ピーターの1949年のトルーマン大統領就任式でお祈りした状況...
2025年6月19日木曜日

帰心矢の如し(下)

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(急行する鴨二羽の動きは、私にただならぬ思いを抱かせて、橋の上を走らせた。そして了解した。二羽の鴨は橋の下の人目に触れぬ場所で子鴨を育てているらしかった。昨年の今頃はたっぷりと、水田の中で子育てをする鴨家族を観察させていただいたが、今年は橋の下か?という思いだった。それにしても、...
2025年6月18日水曜日

帰心矢の如し(上)

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 この日曜日、友人の二人の方が仙台に行く計画を立てられた。元々この話は一人の方が「父の日」に父親に感謝のプレゼントをしたいこともあって、前から行きたいと思っていた仙台行きを決行されたのだ。ところが残念なことに出発駅の大宮駅での待合場所、待合時間にその方が現れなかった。その方に付き...
2025年6月11日水曜日

妻の失くした「チェーン」に寄せて

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その名も むらさき露草 映える色  日曜日の昼下がり、妻が浮かぬ顔をして外出先で礼拝を終えて帰って来た。「自転車のチェーンをなくした」と言うのだ。どこでなくしたかわからないと言う。いつもは一緒に礼拝をするのだが、この日私は滋賀県の近江八幡の礼拝にZOOMで参加していて、それも無事...
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2025年6月10日火曜日

紫陽花の「つゆ」

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 いよいよ梅雨に突入。雨が降る前の、どんよりした曇り空を見て、私の今の気持ちはこの空のようだ、と言った御仁がいる。いわゆる鬱状態にある人の偽らざる気持ちだろう。それに比すると、曇り空から、いざ雨がシトシトと降る梅雨はどのように人は感ずるのだろうか。  東京新聞の連載マンガ『ねえ、...
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2025年6月3日火曜日

夜ふけの川辺に・・・

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中堀から望見する佐和口多聞櫓と天守(彦根城)  2015.5.27  昨日のKさんはCDと一緒に、聖歌558番、532番の歌詞・詩を是非味わってくださいと手書きでコメントされていました。それで手元にある1992年版の『聖歌』から558番の歌詞を写させていただきました。原詩はイギリ...
2025年6月2日月曜日

「水無月」の始まり

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 昨日から6月に入った。古利根川の堤を降りて、果たして田植えは始まっているのだろうかと、目を凝らして見れば、遠くからではあるが、水田が前日までとは違い、うっすらと緑がかっていることに気づいた。近づくとつがいの鴨二羽が悠然と水田を屯しているではないか。慌てて、iPhoneをショルダ...
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