「わたしは、もう一度、地だけではなく、天も揺り動かす。」(新約聖書 ヘブル12:26)
The earthquake is a physical phenomenon attending the ever contacting earth; and as such, it will come regardless of goodness or badness of mankind that dwells upon the earth. It is therefore scientifically true that "we have not here an abiding city." The earth is shaking, and with it every thing that stands or lives upon it.
But there is "a kingdom that cannot be shaked," a kingdom that is not of the shaking earth. We can be the citizens of the unshaking kingdom, while living upon the shaking earth, and can remain even after the earth itself will be wiped out of existence.
May we so live that we are not afraid earthquakes, ever singing,
" In the cross of Christ I glory,
Towering o'er the wrecks of Time."
地震はつねに収縮しつつある地球にともなう天然的現象である。ゆえに地上に棲息する人類の善悪いかんにかかわらず臨むものである。聖書に「われらここにありてつねに保つべき都城(みやこ)なし」とあるは科学の立場より見て真理である。(ヘブライ書12章14節※)
地は震いつつある、そして地とともに地上万物は震いつつある。
しかれどもここにまた震われざる国がある、震いつつある地に属せざる国がある。そして我らは震いつつあるこの地に住みながら、この震われざる国の市民たることができる。地そのものが拭い去らるるそのあとといえどもなお生命を継続することができる。
願う我らは地震を恐るることなくして生活し得んことを、つねに口に賛美を唱えつつ
荒れはつる世に 高く聳ゆる
主の十字架にこそ 我は誇らめ
と(賛美歌第81番)
(今朝、後藤さんのブログで斎藤茂吉歌集のともしびを読んでいたら、無性に内村のこの件が読みたくなり写してみた。この出所は「聖書の研究」第279号の巻頭にある文章である。日付は大正12年10月10日とある。なお文中のアンダーライン部はこの書の元の持ち主小林儀八郎さんが戦前にひかれたものである。私はこの本を小林さんのお嬢さんにあたる方から先年譲っていただいた。※内村の示すこの箇所は不明である。聖書にはヘブル12:26~28、11:10~16などがある。)
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