2025年9月4日木曜日

カルガモさん、お子さん大切にね

カルガモの 子引き連れるは 微笑まし
 久しぶりにカルガモ親子に出会った(※)。雨が降り、自転車で買い物をするわけにも行かず、傘を差して徒歩で出かけた。途中、まだ目的地の生協店までは20分近くはかかると思い、急遽すぐ近くのスーパーへと行き先を変え、会之堀川沿いに後戻りした。途端に川中に生き物が動くのが見えた。ゾロゾロと子どもを連れてのカルガモ一行だった。五羽とは良くぞ連れ立ったものだと思う。どうしても我が身に照らし合わせて感じてしまう。

 職場で五人誕生のたびに同僚からお祝い金をその都度いただいた。すでに始まっていた(?)少子化の時勢の中、「また、吉田さんか」と言われながらも皆さんに祝福していただいたのを思い出す。ところで買い物は長女が来るというので、妻がどうしても昼食のご馳走にと言っていたので代わりに出かけた。どんなになっても、母親の子どもを思う気持ちがあるのは嬉しい。

 実は長女も五人の子宝に恵まれている。日曜日の次女に続いて、今日は長女が大学生の息子・娘を連れて家の掃除に来てくれた、掃除機持参で。何の打ち合わせもなしに、今の私たちの求めている状態を察して来てくれるので、これまた助かる。台所・食卓をふくめて、居間、廊下など拭き掃除を三人がかりで綺麗にしてくれた。二時間ほどの滞在で昼食も共にしたが、長女の長男が「明日はお母さんの誕生日だよね」と突然言い出した。「51歳だよ」と私たち夫婦と子どもたちを前に、長女は、「照れ笑い」と言うべきか、何とも言えない嬉しい表情を浮かべた。

 五羽の子連れのカルガモ一行は、こうして神様の生きとし生けるものに対する変わりなき愛と摂理をも示してくれた。
※ straysheep-vine-branches.blogspot.com/2023/05/blog-post_25.html

さて、イエスにさわっていただこうとして、人々が子どもたちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちは彼らをしかった。イエスはそれをご覧になり、憤って、彼らに言われた。「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。」(新約聖書 マルコの福音書10章13〜14節)

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