古利根川堤 |
恋する鳩の男女 |
ほぼ一月ほど試聴期間であったが、いよいよ昨日から本格的に自前の補聴器になった。補聴器は病院側で斡旋していただいたが、購入には二の足を踏んだ。高額であり、業者が信用できるかの不安があったからである。私につきあってくれた方は青年で、感じのいい誠実な人だった。一生懸命にこちらの不安にも答えてくれ、うちの店でなくっても他の業者さんでもいいですよ、と鷹揚な態度も披瀝してくれた。そのお店は隣の町なので不便なのだが、結局彼を信頼してそのお店で購入することにした。別れ際、一人の方の御好意で刷り上がった名刺をお渡しし、ついでにブログ(名刺にはブログのアドレスが記入してある)を読んでくださいねと、言い添えた。
赤つめ草・白つめ草 |
祈りは主イエス様に向かってささげるもので、各人がそれぞれ自由にささげる。声の大きさはまちまちであるが、普段話す話よりは大体が小さい声になる。だから祈っていても自分と反対側の人ほどその声が聞きとれないので、不自由していた。もちろん聞こえなくってもそれはそれで良いのだが、七人で祈っても三人の方の祈っている言葉は断片的でよくわからないということばかりだったのだ。果たせるかな、昨日その祈り会で(出席者は7名であったが)補聴器を使用して聞いてみたが、今まで聞きとれなかった方々の声が聞こえた。やはり自分の耳が悪くなっていたことを認めざるを得なかった。
補聴器使用の二日目、このブログを書いている間も、玄関のチャイムが二回ほど鳴った。いつもより敏速に階下に降りて行くことができた。今朝の空は青空である。何か気持ちが快活になりそうである。補聴器を使用するように勧めた家族の者、また現実に補聴器の世話をしてくださったお店の方に感謝したい。昨日帰り際、今一度ブログの話題をした。彼は「文章が難しいですね、パソコン上では読み取ることが難しいですね、プリントアウトして読まないと」と言われた。率直な感想をいただいて嬉しかった。読んでいる方々のご苦労をはじめて知った思いがしたからである。彼が今後も誠実に仕事をされるように祈りたい。
また、祈るときには、偽善者たちのようであってはいけません。彼らは、人に見られたくて会堂や通りの四つ角に立って祈るのが好きだからです。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋にはいりなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。また、祈るとき、異邦人のように同じことばを、ただくり返してはいけません。彼らはことば数が多ければ聞かれると思っているのです。だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。(マタイ6・5〜8)
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