八重桜 ハナミズキつつじ 春走る |
この豊かな自然のもとで暮らしている私たち日本人は、「花婿」「花嫁」と「婿」「嫁」の前に「花」と言う言葉を付け加えている。英語ではどうなのだろうか。林芙美子は「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と詠った。豊かな感性に恵まれている日本人はこうして五七五からなる俳句という短詩形を創出したのだろうか。
もちろんこの豊かな自然に養われたのは日本人だけではない。神の子であり、人の子であるイエスさまは自然を熟知しておられた。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華をきわめたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。(新約聖書 マタイの福音書6章27節〜30節)
昨日はイギリスのチャールズ王の戴冠式についてNHKテレビでくわしい紹介があった。見ながらどんなに素晴らしいものか是非みたいものだと思った。しかし、上のみことばが教えるところによると、ソロモンというところをチャールズ王と入れ替えて読む時に、私のその見方も近視眼的な見方にすぎないことを教えられる。
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