行進の 弾む啼き声 鴨どち |
このところ天気は良い。先日も鴨どちが一列に並んで順序よく、川中に入っていく様を目の当たりにした。川中にいる鴨も砂地から川に向かう鴨もともに一つとなって、何となくはしゃいでいるように見えて、うれしくなった。
もっとも、一時はそんなことを思わず、かつての日本軍が渡渉作戦よろしく、兵を進める様を連想したりしていた。鴨は何羽いるのだろう。陸地側にいた鴨が次々と入水していく様は誰も指揮者がいないのに何と整然としていることだろう。
まして、何日か前に青鷺がまるで先生のように一団の鴨を支配しているかの言説を思わず吐いてしまったが、もちろんそんなことはあり得ない。写真には写っていないが、かの青鷺氏は画面右側にポツンと一人で立っていた。何となく「哀れ」を感じた。
この地上には小さいものが四つある。しかし、それは知恵者中の知恵者だ。蟻は力のない種族だが、夏のうちに食糧を確保する。岩だぬきは強くない種族だが、その巣を岩間に設ける。いなごには王はないが、みな隊を組んで出て行く。やもりは手でつかまえることができるが、王の宮殿にいる。
(旧約聖書 箴言30章24節〜28節)
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