2023年1月23日月曜日

冬本番なり、我もまた

  白鷺の 水面(みのも)見据える 歩みかな  
 いつの間にか、正真正銘の後期高齢者になり、八十路を目前に控え、目下その王道を走らされている感がする。特に病院へ通う回数が飛躍的に増えた。まして家内の病院行きに付き添ったりする場合も勘定に入れると、病院通いが連チャンになる場合がある。先日がそうだった。

 ところで、病院の待ち時間の長さには辟易させられるが、一方「慣れ」とは有難いもので、病院の待ち時間を有効に使おうとする才覚(?)が与えられている。それだけまだ元気な証拠かもしれない。先日も病院の裏手にあたる古利根川下流の左岸を待ち時間を利用して歩いてみた。今冬は護岸工事でいないと思い込んでいたし、先日のブログ(1/6)でもそう書いたが、川中には例年出会うなつかしい白鷺が二羽もいた。

 写真を撮ろうとしたが、全く川央を歩くのでIphoneではとらえきれず、まことに残念だがこればかりはいたしかたがない。病院のアンテナが白鷺の上部に映っているのと、白鷺自身の姿が水面に映っていることで由とした。と、間もなく、水面に魚が飛び上がった。確かに季節は動いている。この日、暦は大寒だった。今朝は朝から粉雪がパラついている。

天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
              (旧約聖書 伝道者の書3章1節)

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