2016年5月15日日曜日

知らせが足をつくるのです

良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神が王となる。」とシオンに言う者の足は。(イザヤ52・7)

 「良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。」その足はすべての中で最上に役に立っています。たとえその足が泥だらけの靴やゴム靴の場合であっても御使いたちはその足を美しいと思うのではないかと私は思います。

 かつて「わが子よ。なぜ、あなたは走って行きたいのか。知らせに対して、何のほうびも得られないのに。」(2サムエル18・22)という問いが発せられたことがあります。そのようにもし私たちがこのような美しい足を持ちたいのなら、私たちは耐えられる用意のある知らせを持つにちがいありません。

 主に私たちの心がそんなに救いの良き知らせで一杯にされているか問いましょう。もしそうなら私たちの口は豊かなことばを口から出す事ができます。「雲が雨で満ちると、それは地上に降り注ぐ。」(伝道11・3)
 
二本のオリーブの枝※が素晴らしい油を自らのうちから出すのです。私たちのそれぞれが聖霊に十分に満たされ、他の人々に注ぎだすことができますように。

「持てるものを播いたにすぎない」
畑の主を愛した人が言った

「秘密のハープに静かな一言
やさしく一指触れても
速やかに答えは帰ってこない

私は震えながら話す
心を知っておられる主のために
愛をこめて、しかし、弱い声で」

ことばはやさしく低い声で話されたか
か細いペンで丁寧に書かれたのだ

しかし、
みことばの種は備えられている土によく落ちた
その人は葉が芽生えるまでは
決して知ることはなかったであろう
自分の働きが空しくなかったと話せるとは
それから新たな信仰と希望をもって
その人はさらに元気に働き続けたのだ

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/may-15-tidings-make-the-feet/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97300です。今日の詩の個所は難問中の難問であった。原文を確かめ適切なご助言修正をいただきたい。途中からShe が登場するが、何を指しているか皆目分からず、一応前文のうちのSoilをそれに宛てたが、このSoilはキリスト者には同じみのことばでみことばを聞く人の心を指す場合だと勝手に推測して訳文を組み立てた。今までのハヴァガルの詩の中で難しい詩のうちの一つであると思う。
※訳者注:ゼカリヤ書4・11〜14参照のこと

5月16日追加。ST氏のコメントにしたがって、読み直して少し最初の訳を組み変えた。) 

2 件のコメント:

  1. 全体のことはよく判りませんが、この"she"は、上の"one who loved the Master of the field"を指すと見た方が文章のつながりが良いとも思われますが、何故sheなのかも含め良く判りません。ST

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  2. なるほど、そうですね。その方が自然ですね。ご助言ありがとうございます。全体的に少し訳を変えてみます。

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