2016年5月3日火曜日

つまずきについて


あなたの足はつまずかない。(箴言3・23)

 多くのキリスト者は「私は最終的にはつまずくことはないが、もちろん、絶えず道につまずくものである」と言う。しかし、あなたはこの聖句「あなたの足はつまずかない。」
を読んだことがないのか。 だから、もしあなたが一度でも読んだことがあるなら、「もちろん」以下のことばは通用すべきではない。「神は約束されたことを成し遂げられないだろうか。」(民数記23・19)「聖書は廃棄されるものではない」(ヨハネ10・35)ただ、実を言うと人はつまずく。すなわち人は再び立ちあがっても、「正しい者でさえ七たび倒れる」(箴言24・16)のだ。

 もちろん私たちはつまずく。そしてこのことは最初の「もちろん」ということばによって説明される。神は私たちに約束を与えられる。私たちは 「あなたのおことばどおりこの身になりますように。」(ルカ1・38)とへりくだって言わないで、全く見過ごしたり、わざと信ずることを拒むのだ。それだと、もちろん私たちはみことばの成就を得ない。

 約束の基準は神の忠実さにあり、実現の基準は私たちの信仰にある。恐らく私たちはこの約束に関して「不信仰な私をお助けください。」(マルコ9・24)とさえ叫ばず、ましてや「信じます。」(同)と言わなかったのだ。

私たちの信仰を増してください
私たちがそれぞれの星明かりの約束を
確実に握ることができますように
そしていつもあなたのお名前によって勝利を得、
とこしえまで耐えることができますように。 

私たちの信仰を増してください
「信頼している」お方の「全き平安」(イザヤ26・3)のうちに
揺らぐことも、鈍くもならず、勝利できますように。

私たちの信仰を増してください
なぜなら、あなたは決して失敗することのなきようにと
祈られたからです。

私たちの揺らぐことのない拠り所はあなたによって、
帳の内側でなされているのです。

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/may-3-on-falling/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97288です。) 

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