『わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる。』と書いてあるではありませんか(マルコ11・12)
これはイザヤ書にある聖句であるが、イエスは暗記するほどに旧約聖書を読んでおられることは、実に私たちの善き模範である。当時にあっては貧しい人の手に入り難かった旧約書を、あれほどまでに読破されたのは、如何に記憶のよいお方としても、大変な努力を払ったに相違ない。しかもその読み方が生きている。
『すべての民の祈りの家』の句もイザヤ書にあってはさほどに響かないが、一旦イエスの唇から出ると、実に世界的の響きが生じて来る。このみことばには『わたしの家』をも『祈りの家』をも全世界に向かって開放されたような響きがある。と同時に福音が全世界に広まる預言のようにも響く。
祈祷
主イエス様、願わくは私にあなたの霊を注いで、あなたのように聖書を愛し、あなたのようにこれを読む努力をお与えください。而してあなたのようにこれを行う者とならせてください。アーメン
(以上の文章は『一日一文マルコ伝霊解』青木澄十郎著245頁より参考引用し、題名は引用者が便宜的につけた。讃美歌542https://www.youtube.com/watch?v=h0HIFzmIRgY)
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