2023年3月25日土曜日

桜花爛漫傍の「小会議」

窓越しに 桜見えたる 会議室
 今日は生憎の雨混じりの曇り空である。市民文化会館の三階の小会議室の窓枠いっぱいに桜が広がっていた。出席者は9名(内、ZOOM参加者が3名)。「会議は踊る、されど進まず」とは1814年9月ウイーン会議の進捗状況を嘆いた、フランス全権タレーランのことばだと言われている。

 さてこの「小会議」はどうであったか。この「小会議」には駆け引きは一切ない。お互いに胸襟(きょうきん)を開いての会議である。この「小会議」はコロナ禍をきっかけに始まった。始まって2、3年になる。この「小会議」は開くたびに互いが成長し合う。だからこの「小会議」の出席者は「会議は生命線だ」と思って参加している。

 ともに、さまざまの方々の病状や現状を心配して集まっている。しかし、そのうちの一人の方の病状は少し改善されつつあると報告され、元気づけられた。と言って、決して油断はできないとも皆思っている。だから「小会議」は続く。最後、なかなか結論が出せないように思える懸案もあった。けれども「会議は踊らなかった。進んだ。」

いったいだれが、主の会議に連なり、主のことばを見聞きしたか。だれが、耳を傾けて主のことばを聞いたか。もし彼らがわたしの会議に連なったのなら、彼らはわたしの民にわたしのことばを聞かせ、民をその悪の道から、その悪い行ないから立ち返らせたであろうに。(旧約聖書 エレミヤ書23章18節、22節)

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