2023年3月5日日曜日

素晴らしき女性の働き

有難や 歯科衛生士 手の技よ
 いつもお世話になっている歯科医院の玄関先である。春もこの店頭が早かった。2/8には花が咲いていた。その時、気づかなかったが、後景の桜の花には小鳥がたくさん止まっている。人工とは言え、心が明るくなる。右の水槽では熱帯魚が何匹も水槽内を行き来する。見ていて飽きない。

 歯は長年、伊勢崎の知人宅まで通っていた。往復四時間ばかりかけて。それだけ腕が達者で信頼のできる方だからである。ところが近年どうしても遠距離がネックになってきた。そのため恐る恐る近在の、それこそ線路渡ってすぐ、歩いて7、8分の歯科医院にお世話になることになった。先生とは長男とは同じクラスになったことはないが小中の同級生だったし、お母さんには長男が公文で大変お世話になった。そして、先に召されたお父さんと私は少し面識があった。

 すっかり通い慣れて、今や私にとってたいせつなホームドクターである。昨日も歯科衛生士の方から歯石をとっていただき、歯磨きの指導を丁寧にしていただいた。感謝あるのみである。女性の細やかな神経と手さばきにただ感嘆してばかりいる。これが男性だったらどうなのだろうか。もちろん締めはきちんと先生がなさる。男女の棲み分けがきちんとしているのだ。

 それにしても私は最近、女性の果たす多大な役割に目を開かされっぱなしである。2016年のブログでフランシス・リドレー・ハヴァガルの霊想を毎日せっせと翻訳してはご紹介したが、この時、ハヴァガルのその信仰の深さに大変敬服した。今もその思いは変わらない。そして今回、パトリシア・M・セントジョンという作者に出会った。いずれも女性である。(なお、『雪のたから』については、映画化されており、以下のフィルムが見られることがその後わかったので案内しておく。https://www.youtube.com/watch?v=VsAxSHSc5vg )

 歯科衛生士の力のいる作業、しかも優しさを感ずる作業を身に受けながら、私の中には新たな女性礼賛の思いが出てきて、しょうがないのである。そう言えば、一昨日、天にお送りした方も女性であった。夫君は奥様をお送りしてこれからさびしくおなりになるのだろうと思う。

 それぞれひとりひとりが様々な賜物をいただいている。そのことを主に感謝しながら、お互いに仕えていきたいものだ。

何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。(新約聖書 ピリピ人への手紙2章3節)

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