こんかいは四日(よっか)ほどいたんだっけ。しょくじのたびにじいじがおいのりするときも、しずかにしていられるようになったね。それだけでなく、ばあばがいうには、おいのりのおわりのときに「アーメン」というようになったそうだ。まえから、きみちゃんが「えみちゃんは日曜学校(にちようがっこう)のおはなしをしっかりきく」といっていたので、じいじもうれしかったよ。ばあばにいわせると、えみちゃんはしゅうちゅうできる子(こ)だそうだ。
このまえも、パレットをつかって、おえかきや、そめあそびをして、たのしかったね。そのパレットのよごれを、かえるときには、きれいに水(みず)でぬぐって、すみずみまできれいにしていたね。じぶんからすすんできれいにしたいとおもう心(こころ)はたいへんすばらしいよ。おとうさんおかあさんに、プールにつれていってもらい、およげるようになったり、なしがりもして、たのしいなつやすみだったね。
じいじが、こんかい、えみちゃんにまなばされたことが一つある。それはいつのしょくじのときだったか、じいじが、パパのちゅうがっこうのときのあまりよくなはなしをし、みんなもそのはなしにのっていたとき、えみちゃんが「みんなそんなことをいってたのしいの?」といったことだ。じいじは一本(いっぽん)とられた、とおもった。むかしのことをいうより、これからのことをかんがえたほうがどれだけたいせつか、ということをいつもイエスさまからおそわっているのにね。
らいねんの4がつにはしょうがっこうにはいれるね。そうしたらじいじたちのように「聖書(せいしょ)」もじぶんでよめるようになるよ。ほんのだいすきなえみちゃんが、じぶんでせいしょがよめるように、じいじはこれからいのることにするよ。たんじょうびおめでとう。せいしょのことばをおくります。
だれでもキリストのうちにあるなら、そのひとはあたらしくつくられたものです。ふるいものはすぎさって、みよ、すべてがあたらしくなりました(しんやくせいしょより)
(しゃしんは、このまえ、じいじが、きみちゃんのくるまにのせてもらって、ばあばといっしょにみてきた、たかみねこうげんのおはなばたけだよ)
2009年8月20日「泉あるところ1」より転載
愛するお孫さんへの、素敵なお手紙ですね
返信削除私に絵心があったら、挿し絵を描きたいです。
優しい心温まる絵本になりますね。
素敵なコメントありがとうございます。せいこさんも挿絵を描いてみたらどうですか。きっとすばらしい作品になりますよ。
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