2020年7月15日水曜日

第三日 ささえ

珊瑚花 by Kazuko.Y

私をささえてください。そうすれば私は救われます(詩篇119:117)

 道をあるくのは容易じゃないね。もし、よく注意しないなら、つまずくかもしれないデコボコ石のところもあれば、全く平らなところもある。でも平らな道もデコボコ石よりはもっと危ないことがある。よく滑るからね。また、花々の下には隠れた小さい穴がある。足をとられて悪くすると穴に落ち込むかもしれないね。すべった上、悲しいことに濡れて汚くしてしまうかも知れぬ、ぬかるんだ溝もあるよね。

 こんな道を安全に歩くのにどうすればいいと思う。強くって親切な手の支えがいつもあればいいよね。スコットランドの老婦人が「私がキリストを握るのでなく、キリストが私を握ってくださる」と言ったように、そういう手の支えが必要なんだ。そう、キリストのやさしい手は「あなたが落ち込まないように守ることができるのだ。」安心して自分の手をイエスさまの手にまかせるだけでいいんだよ。そうすれば道は安心して歩けるし、足がつまずくことなんてないよ。

 でもね、今朝の鐘のチャイムを半分だけ鳴らして、だめにしないでね。「私をささえてください」と言うだけでそこで終わったり、あるいは逆に「でも、やっぱりつまずいてしまう」なんて言わないでね。神様ご自身の音楽、神様が口の端に上せてくださった輝く信仰のことば「私をささえてください。そうすれば私は救われます」ということばを最後まで味わってね。イエスさまに信頼しないのでなく、神様はあなたの願う通りにしてくださるとまったく信頼し、神様にささえていただくなら、そうなるのよ。

 聖書には、これにマッチして、約束のない祈りを見つけるのはむつかしいものよ。そう、ダビデは「みことばのとおりに私をささえてください」(詩篇119:116)と言っているよ。

 神様はそのことについて何と言われたのだろうか。この記事よりももっとたくさんあるんだ。「あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握る」(イザヤ41:13)「わたしはあなたを守る」(イザヤ41:10)「主はあなたの足をよろけさせず」(詩篇121:3)「あなたが歩むとき、その歩みは妨げられず」(箴言4:12)「主には、彼を立たせることができる」(ローマ14:4)「主があなたの足がわなにかからないように、守ってくださる」(箴言3:26)「主は聖徒たちの足を守られます」(1サムエル2:9)

 あなたのひとつの小ちゃな祈りに何と七つの答えの約束があるんだ!

「恐るな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」(イザヤ41:10)
あなたがしっかりと立つようにと、あなたは召され、選ばれているのよ。

(Morning Bells by F.R.Havergalの私訳です。)

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