2024年1月15日月曜日

冬本番

烈風に 頭(かしら)揃える 鴨の群れ
 80数羽の鴨が一団となって北風をものともせず、「ピヒョーピヒョー」と、あの特徴ある喊声のもと移動する姿は偉観である。北風は、この画面で言うと左から右方向になるし、同時に水の流れは左(上流側)から右(下流側)なので、二つの流れに逆らっての一同による「進軍(?)」である。堤上には、寒風吹き荒ぶ中、散歩する人も余り見かけなかった。空は青く、日は照っているものの、川岸は容赦なく吹きつける風にさらされるばかりであったからであろう。その余りにもの、風の強さ・冷たさに、こちらも、早々に、尻尾を巻いて退散せざるを得なかった。辛うじて彼らの動きをカメラに数枚収めるのがやっとだった。それに比べて、鴨をはじめとして、このようにして越冬する小鳥・野鳥の雄々しさには改めて感服する。

 さて、この鴨の生態に関する聖書の言葉は何かないかと探したが、なかった。その代わり、次のようなみことばを見つけた。「いなごには王はないが、みな隊を組んで出て行く」(旧約聖書 箴言30章27節)そしてそれに関連するみことばを探索したら、次のようなみことばに思い当たった。

シオンで角笛を吹き鳴らし、わたしの聖なる山でときの声をあげよ。この地に住むすべての者はわななけ。主の日が来るからだ。その日は近い。・・・主は、ご自身の軍勢の先頭に立って声をあげられる。その隊の数は非常に多く、主の命令を行なう者は力強い。主の日は偉大で、非常に恐ろしい。だれがこの日に耐えられよう。・・・しかし、主の名を呼ぶ者はみな救われる。(旧約聖書 ヨエル書2章1節、11節、32節) 

 鴨の一隊が「ピヒョーピヒョー」の喊声のもと一糸乱れずつき従って行く姿は今も目に鮮やかである。我もまた、主の声を聞き分ける者でありたい。

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