2016年2月10日水曜日

理想の友

by two daughters

わたしはあなたがたを友と呼びました。(ヨハネ15・15)

 誰か理想の友であり、さらにほんとうの友を求めなかった人がいるでしょうか。理想の友とは、私たちのことを正確に理解し、何でも話すことができ、信頼できる人です。また大層賢く正直な人です。その愛と限りない影響に確信を持つことのできる人です。

 また私たちが決して望むことができないであろう別の点もあります。この友は私たちよりはるかにまさっていながら、なお私たちとともにあり、常に私たちのことを考えているもっとも近い人、もっとも親しい人です。すべてのことを理解し動かし、何ごとも忘れることなく失敗もせず、全くもって変わることもなく死ぬことがない人です。その結果この大きな友情は私たちの生活を満たし、これ以上どんなこともわずらう必要がないというものです。

 そのようなお方が私たちの王であり友である方であり、それ以上の方ですらあります。どんな人の友情の可能性も主が「あなたがたは私の友です」と言われるものになぞらえることはできません 。私たちは、私たちでさえ、栄光の王、私たちの主であり私たちの神を見あげて、「この方は私の最愛なる方、そしてこの方は私の友なる方です」と言えるのです。さらに王の仲間、王の友である特権を主張することもできるのです。

私はあなたなしには何もできませんでした、ああ、イエス様、愛する救い主。
私の目が閉ざされる時でも私はあなたが近くにおられることを知っています。
この移ろいやすい人生はどれほど憂鬱でさびしいものでしょうか。
もしもあなたとのすばらしい交わりも、また密やかな休息もなければ。

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/february-10-an-ideal-friend/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97205です。

第1章 表面上の明るさと内面の暗さ(3)The Life Story of F.R.Havergal by Jennie Chappellより
 彼女のセカンド・クリスチャン・ネームのリドレーは名付け親であるW.H.リドレー牧師によるものである。彼は殉教した司教の血を受け継いだ子孫であり、フランシスはそのため生涯この影響が顕著であった。この思いを彼女は詩の中の一つで次のように表している。 

 リドレーに代表されしもの、
 そは尊敬し、崇めるもの
 ダイヤのごとく
 われをつなぎとめる金の鎖の上にありて
 英国の望み、わが慕わしき主の教会
 忠誠な愛、注ぎたし

  かなり多くの傑出した賜物を与えられた子どもと同様に、フランシスの早熟さは群を抜いていたので、5、60年前の慣習に従って彼女の教育はほとんど口が利けるやすぐ始められた。一番上の姉のミリアムがフランシスにとって最初の教師であった。彼女はそのころ二歳であったこの生徒について、色白で髪の毛がやわらかくカールしていて表情の明るい大層かわいい子どもだったと述べている。その歳でこの小さな子はもうすでに流暢に話ができ、読み書きを教わり、毎朝30分 ほど、ジェイン・テイラー※の歌の一つを教わりもした。午後になると針仕事の2、30のステッチを仕上げることや聖書を読むことが決められた日課であった。
「キラキラ光る」の歌https://en.wikipedia.org/wiki/Twinkle,_Twinkle,_Little_Starで有名。

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