2016年2月16日火曜日

神様はあなたに語ろうと待っておられる

私は、見張り所に立ち、とりでにしかと立って見張り、主が私に何を語り、私の訴えに何と答えるかを見よう。(ハバクク2・1)

 主イエスがパリサイ人のシモンに、「シモン。あなたに言いたいことがあります。」と言われた時、シモンは、「先生。お話しください。」と言った(ルカ7・40)。神様がサムエルに話そうとされた時、「お話しください。しもべは聞いております。」(1サムエル3・10)

 主イエスは私たちに対してこんなふうに何かを言われたことがありますか。彼は言われます。「わたしには、あなたがたに話すことがまだたくさんあります」(ヨハネ16・12)どんなことでしょうか。それは力あり、助けに満ちた、いのちを与えることばです。主イエスは言われます。「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。」(ヨハネ6・63)

 それはまた愛あることばです。「優しく彼女に語ろう。」(ホセア2・14)さらにそれは非常に親切でやさしく時にかなったことばです。主イエスは「疲れた者をことばで励ますことを」(イザヤ50・4)知っているとおっしゃる。

 けれども主イエスはこの私にもほんとうに語ってくださるのでしょうか。はい、語ってくださいます。ただし、あなたが何を語りかけてくださるかを待ち望んでさえいたらです。なぜなら、その声は静かで小さく、耳を傾けないなら決して聞くことができないからです。

主よ、お語りください。私はあなたの前に額ずんでおります、静かに耳を傾けて
おお、私はいつまであなたにこの願望が満たされるように懇願するのでしょうか
あなたは私に一言もかけくださらないのですか。
私の祈りは聞き届けられないのではないですか。

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/february-16-god-waits-to-speak-to-you/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97211です。

第1章 表面上の明るさと内面の暗さ(9)The Life Story of F.R.Havergal by Jennie Chappellより
 「私の父なる神は自然界すべてをお造りになった」

 ただちにこの子どもの心は目覚めさせられ、こういう詩を自分のものにしたいという強い願望を生み出した。繰り返し繰り返し、到達不可能な喜びの思いに浸され、一日に何回となく「ああ、夏が来るまでに神様が私をクリスチャンにしてくださればいいのに」と言わしめるほどだった。彼女はそれほどまでに神の美しい作品を限りなく楽しむ思いに焦がれていた。
 しかし、悲しいことに、当時流行の神学は、私たちの救い主が弟子たちに教えられたことを無視していた。すなわち子どものようになるために心を入れ替えねばならないと言われた主の教えを無視して小さな者に「回心」として知られている道徳的な変化を求めていた。その結果長年にわたってこの教義が少女ファニー〈フランシスの愛称〉と救い主の待っておられる愛との障壁となった。) 

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