台風の被害は関東では太平洋の沿岸である、千葉・茨城が大変でした。それに比べれば当地は雨風ともそれほどではありませんでした。状況を知るべく、いつも通り古利根川川沿いを歩いてみました。川は申すまでもなく、増水しておりました。ただ意外なことに、九羽にもなるカルガモ集団が水しぶきを上げながら元気に川中を泳いでいる姿を橋の上から見ることができました(画面上微かに写っています)。橋の上からとは言え、実に久しぶりのカルガモの姿でした。場所的にはかつて二羽の親鴨が十羽の子鴨を育てていた田んぼに最も近い川中でした。不思議な思いがしました。
その後、それ以上に何か川に変化はないかと見ながら歩こうと試みましたが。西日に変わりつつある太陽ですのに、川面に斜めに照りつける太陽は、その照り返しでとても目を開いておれず、その段を抜く偉大さに今更ながら感服せざるを得ませんでした。従って川中を見ることは諦め、もっぱら桜の木々を見ながら歩きました。自然と、二人して蝉を見つける羽目になりました。結局、都合六匹の蝉を見つけました。今までで一番多く蝉を見つけた勘定になります。これではまだまだ盛夏は衰えそうにないと思わされました。前回、写真でお見せしたのは、「油蝉」でしたが、今日は「ミンミンゼミ」を撮影できました。それにしても、この保護色によるこの蝉の防衛力と、その美しさと構造には舌を巻かせられました。このような太陽を中心とする共存共栄である生き物の姿態(と言っても、わずか九羽の鴨と六匹の蝉に過ぎませんが)を見るにつけ、人間界の使命を改めて自覚せざるを得ません。
九月までの残された三週間のうち、かくして一週間は終わりましたが、アメリカも日本も秋の政治決戦を迎えての始動が聞こえて来るようになりました。ロシア・ウクライナの戦争、イスラエル・パレスチナの戦争にも動きがあります。主の御心はどこにあるのでしょうか。一つ一つの事象に息を潜めて見守っている者です。終わりに、二三日前に家内が路傍(※)の草花に近寄って、「こんな花は初めて見た、なんの花だろう」と言った記念の花を載せておきます。※この現場は奇しくも以前お話ししたカルガモの子どもたちがしぶきをあげて逃げて行った田んぼの畦道でした。https://straysheep-vine-branches.blogspot.com/2024/06/blog-post_23.html
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秋来よと 名も知れぬ花 愛(めで)し妻 |
神は、「光る物は天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のために、役立て。天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」と仰せられた。するとそのようになった。それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた。・・・・こうして夕があり、朝があった。第四日。ついで神は、「水は生き物の群れが、群がるようになれ、また鳥は地の上、天の大空を飛べ。」と仰せられた。・・・・(旧約聖書 創世記1章14〜20節)
こうして創造のみわざは続きます。そして、このあと第六日に及んで、始めて人は造られるのです。
そして神は、「われわれに似るように、「われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。(旧約聖書 創世記1章26〜27節)
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