2016年5月22日日曜日

神の宝の家は私たちのもの

小早川順子絵※

主は、その恵みの倉、天を開き、(時にかなって雨をあなたの地に与え、あなたの手のわざを祝福される。)(申命記28・12)

 東方の博士たちは宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を取り出した。エホバが私たちのために恵みの倉を開かれるとき、私たちはそれ以上に素晴らしいものを見ることだろう。この豊かな約束の文脈は天国を宝の家にするようである。その本来の文字どおりの意味では、肥沃にする雨は開かれた宝の最初のほとばしりであり、そのあとすぐに「天の賜物の露・・・地とそれを満たすものの賜物」(申命記33・13、16)という美しい細部が展開される。

 しかし、霊的な祝福は全聖句においてこの世がもたらすものと緊密に織り混ぜられている。だから、「はかない約束だけを求める」ことをしなかった信仰あるイスラエル人が、この約束を通して天の宝が開かれる権利を得たのも当然だ。

私たちはとこしえに新しい主のあわれみに対して
うれしい感謝を抑えることができない。
天地の宝である、太陽や雨や朝露があるからだ。

貴重な果物や
その年の変化に富む最高のもので
主のすばらしさは満ちる。

古えからつづく山々の主な産物
どこまでも続く丘々の貴重な稔り

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/may-22-gods-treasure-house-is-ours/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97307です。2019.5.22 追記修正 短い詩ではあるが、豊かさに満ちた詩である。ハヴァガルの詩心と小早川さんの絵心を十分に味わいたい。

※「天と地の二人展」開催中。5月25日まで。吉祥寺『創・リベストギャラリー』http://www.libestgallery.jp/) 

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