2010年2月7日日曜日

Happy Birthday を受けて


 昨晩から二人の孫がやって来た。私の誕生祝だという。二人姉妹は「じいじ」の誕生祝のケーキを作りに行くんだと張り切っていて、前からあたりの人々にも公言していたようだ。仕事で忙しい両親を引っ張り出しての来宅となった。夜の八時ごろ電車を乗り継いで喜び勇んで飛び込んで来た。60歳以上ちがう孫のパワーには圧倒されっぱなしであった。

 ケーキ作りは最初からというわけには行かなかったが、デコレーションは家内や次女に手伝ってもらいながら、それぞれの思いを乗せてきれいに仕上げていった。一日早い誕生祝がこうして手作りのケーキでできた。祝いのために駆けつけて屈託なく笑い興じる孫の姿は老醜をさらしているこの身にはまぶしいばかりであった。

 もちろん喜んでばかりはいられない。彼らが時とすると聞き分けが悪く、わがままになりお手上げ状態になることが多々あるからである。自分の子どもなら叱り飛ばしてしつけるが、どうしても遠慮が先立つ。孫のために祈るだけである。朝、妹の方がまだ寝ている父親を指して、「じいじとばあばのこどもはまだ寝ているよ」と言って来た。幼いこどもなりに親子の関係をよく理解して、悪いことは悪いと判断しているのである。

 昨年はこの日は彦根におり義母の見舞いにベックさんたちと病院へ行った。義母ははっきりイエス様の救いをベックさんを通して受け入れた。それまで自分の罪をふりかえることの多かった義母が心の底から喜んだ瞬間だった。私には何よりの誕生プレゼントであった。一年のちにその義母はいない。私たちも早晩この義母の後を追うであろう。こどもや孫に信仰の遺産を伝えるものでありたい。

 今日の福音集会で国立から来られたK兄が語られたみことばを掲げておく。孫の誕生祝もさることながら、このみことばこそ私に対する神様が下さった今年の誕生プレゼントだと思い、主が許し給うなら、また一年歩ませていただきたい、と思う。

私の仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう。 私が仕えている万軍の主は生きておられます。(旧約聖書 1列王記17・1、18・15)

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