2016年9月29日木曜日

主のものが私たちのものとなる



彼は王となって治め、・・・・その王の名は、『主は私たちの正義。』と呼ばれよう。(エレミヤ23:5〜6)

 私たちはこのもっともすばらしいお名前なしにことを行なうことはできません。私たちにとって、それは決して単なる昔の物語ではありません。このお名前はつねに新鮮さと美しさと力にあって「新しい名前」であります。そのお名前は私たちの日ごとの必要であり喜びであります。力に向かって、まことに主の名は「堅固なやぐら。正しい者はその中に走って行って安全であります(箴言18:10)。」 やさしさに向かって主の名は「注がれる香油のよう(雅歌1:3)」です。

 そのうちに私たちはただちにもっとも最高度の高さ、もっとも深い深淵を見ます。主、神の神、光の光、そして私たちが何も持たないから、私たち自身のもので決してない義の必要性 。私たちは上はもっとも高く、もっとも壮観で、もっとも澄んだ大気の頂上を、そして眼下にはもっとも暗く、もっとも深い谷間に対面するアルプスの丘の上に、深きがゆえにも高きところ、そして高きがゆえにもっと深いところを見るかのように立っているのです。

 私たちの王であるイエス様は「御使いたちよりもさらにすぐれた御名を相続されました(ヘブル1:4)。なぜなら父なる神はご自身の名をイエス様に与えられたからです。「イエスは主と呼ばれる」しかしこのことは私たちにとって余りにも偉大で余りにもかけ離れていることでしょう。それは罪なき魂のつぶやきでなく、罪なき御使いのハープの響きだと知るのです。だからその名前は私たちにとり私たちのもっとも真実で、もっとも深く、もっとも広く、もっとも絶えることのない必要を表現するまさしくそのことばによって私たちのために完成されたのです。聖霊なる神は神の御子を私たちに「主は私たちの正義」として啓示されたのです。

だから 主が与えた信仰によってとこしえに義とされた
平和と喜びと望みがあふれ あなたの試みの道を天国にまで整える
とこしえに主と婚約せられ あなたのいのちは 冠をかむり 祝福されよう
主の御名によって あなたは キリスト「主は私たちの正義」と呼ばれよう 

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/september-29-whats-his-is-ours/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97437です。今日の箇所の訳はきわめていい加減である。原文をお確かめください。ただ彼女のこの黙想は彼女が何度もアルプスに挑んだ体験が元になっていることは確かだ。本ブログの2/1「キリストが答えです」、3/19「絶えず聖められる」、3/29「私の神と私」、4/1「Safe All the Way」などを参照されると彼女のアルプスとの関係はさらに明らかになる。

※Godhold Beck(38)
 (12)で触れたが、ベック兄が渡された小片は、実はLufthanzaの”おかげさまで日本就航40周年”の紙の切れ端であった。どんなものをも大切にされるベック兄の人柄を思った。
 と同時に、2009年以来ずっとこの7年間ドイツに戻られず、ついに帰国することなく日本の土となられたベック兄のドイツに寄せる思いを一瞬垣間みる思いがした。

 なお別の紙片、これはいわゆる付箋だがDaniel 9.1-9, 20-23, 10.9-12.19と几帳面な字が定規を当てたように、記録されているものも出てきた。2015年の3月11日の昼間の家庭集会の時のもので、題名は「天に届く祈り」であった。) 

0 件のコメント:

コメントを投稿