2024年6月7日金曜日

里帰りの褒賞「筋肉痛」


 先週土曜日から、今週の火曜日まで滋賀県の高宮(彦根市)という町に帰っていました。行きも帰りも、新幹線でなく鈍行列車を利用しての旅路です。現地に着くと、翌日の日曜日は近江八幡に出かけ、みなさんと一緒に礼拝に参加することにしています。翌々日の月曜日は決まって、家の外回りや、庭や畑の草刈りに勤しみます。必ずと言っていいほど私の里帰りはこのパターンで行動しています。春日部を何日間も留守にしたくはないので、私にとっては貴重な一日です。

 月曜日は滋賀県は天候にも恵まれていたので、この時とばかり、朝早くから夕方まで魂(こん)詰めて、働きましたので、成果が上がりました。ところがそれからがいけませんでした。大変な「筋肉痛」を経験しました。翌日の火曜日から今日の金曜日あたりまでずっと痛みがあり、立ち上がったり、屈んだりするのがままならないのです。歳を感じました。

 子どもたちは一様に新幹線での行き来を勧めてくれますが、私は長年培ってきたこの鈍行列車の旅が気に入っています。家内はどうなのでしょう。夫唱婦随というので、不承不承ついてきてくれているのでしょうね。そんな子どもたちに、鈍行旅行はこんなにも楽しいんだよと、LINEで写真を送ることにしています。今日の写真は火曜日、浜松ー熱海間で乗車した車内の様子を撮ったものです。明るい車内と車窓に展開する緑の景色は、新幹線では味わえないゆったりした気分にさせてくれます(痩せ我慢かな?)。ついでに浜名湖横断の際の写真も載せておきます。残念ながら、富士山はダメでした。大気が不安定でまさに関東域での降雨を予感させる雲行きでした。案の定、大宮に着いたら大変な驟雨でした。

 その後の日々は驟雨ならぬ「筋肉痛」が続き、いつまでも草刈りの余韻が身に残りました。立ち上がるのにも座るのにも苦労しましたが、やっとそれもなくなりつつあります。

 さて、今日も鴨家族は健在でした。ところが、お父さん鴨はいませんでした。どこかへ出稼ぎに行ったのでしょうか。子どももせっせと餌を食べるのに夢中でした。下の写真が表しているように、お母さん鴨の子どもたちを見守る姿勢が、私たち人間とまったく変わらないですね。ところが、半時間後に再び水田を確かめましたところ、もぬけのからでした。いったいどうしたのでしょう。


みことばは、今日の題名「里帰りの『褒賞』」にひっかけて、ヤコブの「褒賞」のみことばを選びました。

その人は、・・・ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。・・・そこでヤコブは、その所の名をぺヌエルと呼んだ。「私は顔と顔とを合わせて神を見たのに、私のいのちは救われた。」という意味である。彼がぺヌエルを通り過ぎたころ、太陽は彼の上に上ったが、彼はそのもものためにびっこをひいていた。(旧約聖書 創世記32章25節以下)

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