2024年6月8日土曜日

鳥から教えられる

As an eagle...fluttereth over her young...※
 いささか鳥尽くめで恐縮ですが、今日も例の水田を見に行きました。何と鴨家族が全員いたのです。出稼ぎに出かけたと思われるお父さん鴨もいつの間にかまた家族の一員として二日ぶりに帰って来て水田を這いずりまわっていました。

 このような光景に気がつく方は少人数ではありますが、当然おられるのですね。今日は、私が現地にさしかかる前に、望遠レンズを構えて写真を撮っておられる方が先客としておられました。悲しいかな、私はiPhone一本槍です。いくら努力しても遠望の域を出ません。まるでバズーカ砲に普通の鉄砲で体当たりする思いでした。さぞかし、その方のレンズには間近な鴨の子どもたちの姿が実写されているはずです。こちらはやむを得ず、想像するしかありませんでした。

 けれども遠目ながらお父さん鴨は、出稼ぎから帰って来たのに、地面を這いつくばってばかりいて、自分の餌取りに夢中になっているのが確認できました。そこへ行くとお母さん鴨は立派ですね。子どもたちを暖かく見守っています、背筋をピンと伸ばして・・・。人間界でもしばしば見られる光景かもしれませんね。そんなわけで左にその写真を補足しました。

 さて、そのあとがまた問題なのです。件(くだん)の鴨家族は、またしてもしばらくして確かめたところ、昨日に続き、今日も全員いなくなっているのです。いったいどうなっているんだろうと、再び考え込みながら帰って来ました。

 こんなに連日鴨に夢中になっている私に、今夜もう一つの鳥との出会いがありました。今日の通読個所のイザヤ書31章の文言でした。その5節に

万軍の主は飛びかける鳥のように、エルサレムを守り、これを守って救い出し、これを助けて解放する。

と、あったからです。そして、同時に私はかつてのブログ記事を思い出しました。それが以下の2016年6月9日の記事です。https://straysheep-vine-branches.blogspot.com/2016/06/blog-post_9.html

この記事は私が2016年に一年間かけてハヴァガルの霊想を翻訳して掲載したものです。是非上のサイトをダブルクリックしてお読みください。きっと恵まれると思います。しかもその記事が8年前の6月9日のものだとは不思議ですね。鳥づくめは決して無駄ではありませんでした。

※英文の邦訳を中心に今日のみことばとさせていただきます。
主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に乗せて行くように。(旧約聖書 申命記32章10〜11節)

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