2016年4月9日土曜日

主は根気強く耳を傾けられる

さて、使徒たちは、イエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。(マルコ6・30)

  使徒たちは、出て行ったあと、「イエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。」あなたは優しく親切に主が何でもたいそう注意深く熱心に弟子たちから話を聞いておられる姿を想像することができますか。しかもその内容たるや、失敗も成功も全部、喜んだこと、悲しい思いをしたことも一々主に話したのです。

  また弟子たちが主の足元に座り、そのお顔を見上げ、自分たちがしたことに主がどんなに関心をもって聞いておられるかを見たり、愛する主が何も出し惜しみせず、このように主と話す楽しい時間を持ってくださるおかげで、自分たちの愛がますます暖かくなり、輝いたものになっていくかを経験したなんて想像できますか。

  もし、彼らがこのようなとき二言三言冷たい言葉で主にちょっと話しかけるが、あとは何にも話さないとしたら、どれほど違うことでしょうか。今日あなたも試してごらんなさい。主に話すことはどんなに助けとまた励ましとなることでしょう。まもなく、イエス様に何でも話すことに大いに喜びを感ずることでしょう。

私は権能ある王なる方のもとに来て交わりをいただき、
主に自分の心のすべてを話した。
私は滅ぶべき人間の耳に、たとえどんなに友好的であったとしても、
打ち明けられない。
けれども、あなたはご存知で、確かにしまわれ、おとなしく持って来られる
あなたの心のうちにあるすべてを。だからあなたは聞かれるのだ。
主の声は愛に満ち、力強い。
主の答えはやさしく、きよい。

0 件のコメント:

コメントを投稿