2016年4月1日金曜日

Safe All the Way

絵はBaroness Helga、詩はF.R.Havergal ※

私をささえてください。そうすれば私は救われます。(詩篇119・117)
望みがあるので、あなたは安らぎ(ヨブ11・18)
 
 道は容易でない。もし私たちがたいそう用心深く歩かないのなら、つまずくかもしれないでこぼこ道がある。全く滑らかに見えても、でこぼこ道よりも滑りやすく、はるかに危険なところもある。私たちはそのような道をどのように安全に歩くことができるのだろうか。私たちは私たちを持ち上げ、いつも支える強い親切な手を必要とする。

 私たちを非常にしっかりと愛をこめて支えるので昔のスコットランド婦人が「私がキリストを握るのでなく、キリストが私を握ってくださる」と言ったような手だ。 そうだ、キリストの愛ある手が「 つまずかないように守ることができ」(ユダ24)るのだ。あなたの手をイエスの手にゆだねさえすれば「こうして、あなたは安らかに自分の道を歩み、あなたの足はつまずかない。」(箴言3・23)

 けれども「私をささえてください」と言って、そこに止まったり、あるいは「しかし、どっちみっち私はつまずく」とつけくわえたりしてはいけない。主があなたの口に封印されている信仰の輝けることば「私をささえてください。そうすれば私は救われる」に終止符を打て。もしあなたが求めるとおりのことをイエスに信頼し、主に支えていただくなら、あなたは救われる。

私たちは私たちの前途を見ることはできないが
私たちのすべてを見ておられるまことの友は
つねに私たちを眺めておられ、その行く末をご存知である 
私たちがつまずくように見えても、主は私たちをつまずかせられない
そしてへりくださられることを学ぶことは全く無駄な時ではない

 (今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/april-1-safe-all-the-way/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97256です。標題は何と訳すべきかわからないままやむを得ず、原題を掲げた。「すべての道に救いあり」とは言い過ぎであろうか。なお、青字で表した詩のとおりのことを10代で体験した友の証しを今週火曜日吉祥寺の学び会でお聞きすることができた。感謝であった。

4章 ただあなたのために(6)The Life Story of F.R.Havergal by Jennie Chappellより
 1875年はハヴァガルが重い病にかかり、すでにそれとなく言われていた、打ち続き病がぶり返された年であった。彼女はイギリスを離れなかったが、景色の美しいWhitbyウイットビーで楽しい秋を思わせる滞在を経験したようである。しかし、続く夏には姉のミリアムを連れてアルプスの美しさを満喫した。
 この滞在期間に才能ある絵描きであるChamperyでBaroness Helga von Crammと親しくなった。そして後にはすぐに彼女と協力してアルプス景観と詩句を合わせ持つ一連の美しく上品なカードを発行した(※)。これがスイスの最後の見納めとなったようだ。
 1878年にはサマセットシャー、デボンシャーそしてウエールズの各地を訪ねた。翌年の6月に栄光ある天国へと羽ばたくことになったのは実にキャスウェル、スワンシーのすばらしい「ウェールズの隠れ場所」からであった。) 

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