2016年10月18日火曜日

The Alarming Alternative(危険な分かれ道)

機関誌『つのぶえ』のカット※

私といっしょにいなさい。恐れることはない。(1サムエル22:23) 
あなたとあなたの全家族とは、箱舟にはいりなさい。(創世記7:1)
 
 洪水物語を繰り返す必要はありません。私たちはこの物語を6歳で知りました。今日、このことば、すなわち「あなたははいりなさい」ということばはあなたに送られているのです。私たちは箱舟の中にいるかそれとも外にいるかのどちらかです。この中間はありません。(箱舟の)外は死であり、中はいのちです。外は確実に避けられない完全な破滅であります。中は確実に完璧に安全です。

 この瞬間、あなたはどこにいますか。恐らく、あなたは自信満々にかつ幸福に「私は中にいます」とは言わないでしょう。しかし、直面する憂慮すべき代わり(すなわち外の破滅)を見ることを好まないで、「私は外にいるのです!」と言っているのです。

 ですから、あなたは自分は正しく知っていないので、そのような質問には答えようもないことを納得していただこうとするでしょう。そして、あなたは恐らくわずかないらだちを覚えて「どのようにして(わたしが中にいることを)知るようになるのですか」と言うでしょう。

 神様の誤りなきおことばは、あなたにきわめて明快に「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました(2コリント5:17)。」と告げています。

御霊と花嫁の祝福せる呼びかけを聞く者よ
すべてに対する 主のみことばを聞け
あなたの職務とあなたの指針を

これを聞く者は、『来てください。』と言いなさい。」 
はるか遠くにいるすべての人に 「来なさい」と
聞いてはいるが  ぐずぐずしていて 
ほとんどなぜかを知らないでいる人々に
彼らに主は近いと告げなさい
イエス様が通り過ぎて行かれると
今彼らに呼びかけなさい
待たないで 明日では余りにも遅過ぎるから

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/october-18-the-alarming-alternative/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97456です。今日の英文も一応訳したが、今一つピンと来ない内容だ。題名はどのように訳していいのか分からないので英文のままにした。乞う、読者の助けを!

※Godhold Beck(57)
 『つのぶえ』とは今も存在するのかどうかわからないが、日本聖公会の京都教区の機関誌である。たまたま20数年前にこの機関誌を手にした。1993年の3月20日の発行である。そこに次のような記事がある。題名は「救いの確信」であり、司祭の谷さんが書いておられる。

 最近、あるクリスチャンの集会に顔を出すチャンスが与えられた。そして、深い感動と救いの確信が与えられた。罪赦され、主イエスが共にいて下さる喜びを共有することができたのである。

 京都のあるお宅での家庭集会であった。ドイツ人ベックさんの集まりと言ったらよいのか。特に、教派の名前はない。もと宣教師のベックさんが中心で、今、全国的な集まりとなっているが、みんなは、彼をベッキーと愛称で呼ぶ。そして、お互いを、ごく自然に兄弟姉妹と呼び、全くのザックバランな集まりである。

 京都での家庭集会は、先月から始まったばかりだというのに、40〜50人の人で階下の三つの部屋は、立錐の余地もない程、若者は階段にお雛さんのように座って、マイクを通して聞こえて来る話を真剣に聞いている。所要があって遅れて行った私を、本当に快く迎えて下さる。一人また一人、又一人と親切な声を懸けて下さって、中へ中へと入れられる。私が聖公会の牧師だというと、それで又、別の人が声を懸けて下さる。

 この項明日に続く。私も一度だけこのお宅の家庭集会に出席したことがあるので、この方の描写はよくその家庭集会の雰囲気をとらえていらっしゃると思う。今は別の方の家で集会は行われているが・・・。それにしてもハヴァガルはまさしくイギリスの聖公会の人だろう。まさかこんな形で日本の聖公会の文章と併記されているとは。それもベック兄の取り持つ縁だとすると、クリスチャンの世界は狭い!) 

2 件のコメント:

  1. The Alarming Alternativeの訳、むずかしいですね。
    でも、箱舟の中か外か、とても大切な問いかけで、目が覚めました。 外となれば、憂慮すべき代わり、つまり、憂慮すべき分かれ道、あるいは危険な分かれ道に自分がいることになります。そして、分かれ道で(内にいる確信がないから)外を選んでいる自分がいる! 恐ろしいですね。日々、自由意志が問われています。今、来なさいというイエス様の御声を聴くことができるのは、まさに恵みそのものです。

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  2. まさしく的確な訳です。HO様ありがとうございます。

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