2016年3月25日金曜日

走るための競争

いっさいの重荷を捨てましょう(ヘブル12・1)

 もしあなたが競走したかったら、まずあなたが携行している荷物を全部脇に置くことでしょう。あなたには今日走るべきレースがあります。あなたの前にあるのは全レースのほんの小部分です。神様はあなたの前に「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠」(ピリピ3・14)というすばらしい褒美を置かれているのです。それは朽ちることのない冠です。あなたは重荷をどうするつもりですか。その重荷はあなたが競走するのを妨げるのです。

 ご承知のようにいくつかのものはあなたを妨害するように見えます。あなたはそれらを持ち続けますか、それとも捨てますか。 あなたは誰もがあなたを妨害すると知っているものを捨てるだけで、その結果あなたは他の誰にも知られなくてもあなた自身の意識でほんとうの妨害になると知っているものを保持するために小さいとは言えそれに利便を与えるのですか。

 私たちが愛玩するものを捨てるのは難しいように見えるかも知れません。しかし、おお、もしあなたがそれが捨てられる時私たちがどのように光を感ずるか、そして神様が私たちの前に置かれている競走を走るのにどれだけはるかに容易なのかを知ることができましたのなら、どんなにすばらしいことでしょうか。

キリスト者の標準を公開しなさい、しっかりとした恐れのない手で。
なぜなら、いかなる悪魔の軍団との妥協という青ざめた旗も
また、不幸や悪と休戦するという失神せんばかりのいかなる旗も
十字架の兵士たち、忠実で強い者たちを導くはずがないからです

(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/march-25-a-race-to-run/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97249です

第3章 声と筆によって(15)The Life Story of F.R.Havergal by Jennie Chappellより
 しかし、恐らく祈りの世界においてハヴァガルの散文の作品ほどその詩作品よりもはるかに馴染みを与えたものはないであろう。Kept for the Master's Useという小さな本は、ほとんど読者に思い出させる必要さえないのだが、F.R.H.自身の広く歌われた聖歌の12のカプレットを持ち、あらゆる宗派を越えて最も献身的な信者によって推賞されているキリスト者の古典である。My King, or Daily Thoughts for the King's Childrenほど広く読まれていない本はほとんどない。この作品と同じシリーズの三つの同類の本—Royal Commandments, Royal Bounty, Royal Responsesは旧約聖書の特にダビデ王の事蹟を扱う無数のほとんど知られていない章句についてもっともすばらしいぴったりした意味づけを示すものである。ハヴァガル嬢は主とキリストのしもべとの間の隠された言及を発見することにおいてすぐれた洞察力—時々人はその洞察力を彼女の創意工夫と呼びがちなのだが—を示している。The Royal InvitationStarlight through the Shadowsもまた彼女の一連のお気に入りの作品にやや似ているものである。) 

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