私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子(ガラテヤ2:20)
「私のために」ということがわかりますと、それから実質的に「あなたのために」というふうに発展するものです。もし前者が生きる根源であるとするなら、後者は生きることの成果となることでしょう。「あなたのために」これは強制されたものとか形式的なもの、それゆえに無理な奉仕と道理にあった奉仕との間に違いが生じます。その奉仕は信者が主の御顔を覚える完全な奉仕の始まりであります。
これが奴隷の働きと自由人との区別をもたらすのです。あなたのために、私の贖い主のために、すなわち私の心に語りかけて下さった方のために、私のために愛しいのちを捨ててくださった方のために、どうすればいいのでしょうか。めいめいが立ち止まって 主が私たちのためになしてくださった偉大な数々の事柄でその空白を満たしていただきましょう。私のすべてであるあなたのために何をしたらよいでしょうか。主の御前でそのことも満たしていただきましょう。私の救い主であるイエス様、私の主であり私の神である方のために。
私たちが あなたの 今現在の笑みを 求め
「もうちょっと(ヨハネ16:16)」ということばの
あなたの 約束された 祝福を 求め
労するのを やさしく 見守ってください
あなたにとってのみことばは 弱さのうちに語られた
あなたは 地上で 受け入れ ご自分のものとされ
あなたは 栄光のうちに 告白されるでしょう
その時 私たちは 王座に お着きになったあなたを 見るのです
あなたの 約束された 祝福を 求め
労するのを やさしく 見守ってください
あなたにとってのみことばは 弱さのうちに語られた
あなたは 地上で 受け入れ ご自分のものとされ
あなたは 栄光のうちに 告白されるでしょう
その時 私たちは 王座に お着きになったあなたを 見るのです
(今日の箇所はhttp://bibletruthpublishers.com/january-8-why-service-is-reasonable/frances-ridley-havergal/opened-treasures/f-r-havergal/la97172です。よく理解し切れない文章のまま、想像して意訳してしまいましたので原文をお確かめください。
※Godhold Beck(139)
『聖書とは何か』第五部[完]
※Godhold Beck(139)
『聖書とは何か』第五部[完]
続いて第五番目の点、すなわち新約聖書に関する使徒たちの証しについて考えてみたいと思います。私たちは旧約聖書における神のみことばが絶対的権威を要求するのと同じように、新約聖書における神のみことばも同じ絶対的権威を要求することを見ることができます。ですから、新約聖書もまたみことばの一つ一つが実際に神のみことばであるという要求をすることは当然のことです。
ペテロは旧約聖書と新約聖書の啓示を解き離すことのできない一つのものだと強調し、旧約聖書のことばと同じように、新約聖書のみことばも同じ神の力のあらわれであり、永遠に続くものであると言っています。ペテロ第一の手紙1章23節から25節までお読み致します。
あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです。
パウロもまた自分の宣べ伝えた福音が神から源を発しているみことばであると強調しています。コリント第一2章12節
ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜わったものを、私たちが知るためです。この賜物について話すには、人の知恵に教えられたことばを用いず、御霊に教えられたことばを用います。その御霊のことばをもって御霊のことを解くのです。
と。そしてパウロはキリストから受けなかったものは宣べ伝えないように注意していると断言しています。ロマ書15章18節を見るとわかります。
聖書の最後を飾る黙示録を見ると高く引き上げられたイエス様はもう一度聖書全体が霊感によって書かれたものであることを明確にしておられます。そしてまた一つ一つのことばが大切であるということを強調しておられたのです。黙示録22章18節19節です。
私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。
と、あります。
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