イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べて言われた。「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ1・14、15節)
悔い改めると同時に大切なことは『福音を信ずる』ことである。悔いるばかりでは絶望に陥る。また自分の力で改めようとすれば、これもまた失望に終わってしまう。
キリストは実に私の罪のために死に、またよみがえって今日も私たちの罪のために罪の贖いを成したもうと同時に悔い改める力をさえ与えてくださると信ずるときに、日々の生活は悔い改めの苦しさとともに勝利の歓喜に浸ることができるのだ。
まことに、福音だ! 福なる音づれを刻々に信じていけばそこにこそ神の国が現われて来る。私たちの心は豊かな天来の空気と天来の食物とにて養われる。イスラエル人が荒野でマナを拾ったように、私たちも毎日天を仰いで悔い改めをなし、イエスの血によって清められ、日々新しく信じて福音を受け取るのである。
祈祷
悔い改めに怠慢なる私たちは、信ずるにも怠慢であり、福音を受け取るにも怠慢であります。主イエスよ、願わくは、私たちをこのずるい心から救い、もっと真剣に悔い改め、いのちがけで信じさせて下さい。アーメン
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